
奈良大学 文学部史学科 教授
村上 紀夫
むらかみ・のりお/博士(文学)
【プロフィール概要】
奈良大学文学部史学科教授。博士(文学)。1970年、愛媛県今治市生まれ。立命館大学文学部史学科を卒業し、大谷大学大学院文学研究科博士後期課程を中退。2014年より奈良大学。専門は日本文化史で、文献史学と民俗学が交差する庶民信仰や宗教者の歴史を研究している。著書に『京都地蔵盆の歴史』『歴史学で卒業論文を書くために』『江戸時代の魔女裁判』などがある。
経歴
- 1970年:愛媛県今治市に生まれる
- 1989年:立命館大学 文学部史学科に進学(のち卒業)
- 1996〜1998年:大谷大学大学院 文学研究科 仏教文化専攻 博士後期課程(中退)
- 2013年:博士(文学)を奈良大学で取得
- 2014年:奈良大学 文学部史学科に着任
- 現在:奈良大学 文学部史学科 教授
専門分野と研究テーマ
専門分野は日本文化史。政治史や経済史とは少し異なる、文化史の視点から社会をとらえる研究を続けています。主な研究テーマは次のとおりです。
- 地蔵盆
- 牛車・車役人
- 勧進
- 民間の宗教者と都市の庶民信仰
通信教育部での担当科目
奈良大学 通信教育部の担当科目は「史学講読Ⅱ」。史学講読は、重要な史料を読みながら、史料の基礎知識や扱い方、分析の方法を身につける科目です。
主な著書
- 『孝行息子、地獄と極楽へ行く』(創元社・2026年)
- 『江戸時代の魔女裁判』(創元社・2026年)
- 『増訂 京都地蔵盆の歴史』(法藏館〈法藏館文庫〉・2025年)
- 『幕末女性の生活――日記に見るリアルな日常――』(創元社・2025年)
- 『怪異と妖怪のメディア史――情報社会としての近世――』(創元社・2023年)
- 『文献史学と民俗学――地誌・随筆・王権――』(風響社〈関西学院大学 現代民俗学・文化人類学リブレット〉・2022年)
- 『江戸時代の明智光秀』(創元社・2020年)
- 『近世京都寺社の文化史』(法藏館・2019年)
- 『歴史学で卒業論文を書くために』(創元社・2019年)
- 『京都地蔵盆の歴史』(法藏館・2017年)
- 『まちかどの芸能史』(解放出版社・2013年)
- 『近世勧進の研究-京都の民間宗教者-』(法藏館・2011年)
主な論文
- 「近世上賀茂神社社領の牛飼と朝廷」(奈良大学大学院研究年報 28号・2023年)
- 「近代京都における地蔵会の復興」(奈良大学大学院研究年報 22号・2017年)
そのほかの論文は、researchmap の村上紀夫先生のページで確認できます。
所属学会
- 奈良歴史研究会
- 京都民俗学会
- 日本民俗学会
- 芸能史研究会
学ぶ人へのメッセージ
学ぶことは、知識を集めることだけではありません。知識だけであれば、今はスマートフォンで簡単に調べることができます。大切なのは、物事をさまざまな角度から見たり、自分にとっての「当たり前」を問い直したりする視点を身につけることです。(取材記事のお話より)
おうちカレッジの取材記事
地蔵盆はいつ始まり、なぜ途切れたのか? 奈良大学 村上紀夫先生に聞く